内装リフォーム

一度にリフォーム

壁が汚れたからといって汚れた壁だけを貼り替えるより、床や天井などの内装全体を一度にリフォームするほうがなにかと賢い方法です。
天井をリフォームする場合は天井と壁の角を押さえている回り縁を外さないといけませんし、床をリフォームする場合は壁の下側の幅木を取らなくてはならないからです。 これらを個別でリフォームすると、手間も料金も多くかかってしまいます。
内装リフォームは部屋単位、住宅全体で施工するのが効率的です。

時期を考えて

内装のリフォームはその家に住みながら行うことが多いでしょう。 6畳の部屋なら壁や天井で1~2日、床の貼り替えをしても3~5日あれば完成します。
しかしその間は、家具を動かすことになったり汚れがつかないよう保護したりと、いろいろ大変な生活になってしまいます。
ですので大規模な内装リフォームは、真夏や真冬などは避けたほうが無難でしょう。

身体にやさしい素材選び

リフォーム後に喘息が悪化したり、リフォームした部屋に入ると目がチカチカするといったシックハウスの症状がでることもあります。 内装材や接着剤はホルムアルデヒドを含んでいないものを使い、化学物質に敏感に反応する体質なら天然素材を選びましょう。
壁紙ならビニールクロスでなく、漆喰やエコ壁紙などです。
業者を選ぶときにも、そうした素材に詳しいか聞いてみるといいでしょう。

壁紙のロス

窓やドア枠回りの切り込み、柄合わせのためのロス分なども考えると、小規模工事のほうが壁紙のロスが生じる割合が高くなります。
ですので内装リフォームはできるだけ大規模に、ひとつの部屋より住まい全体で施工をしたほうが得策といえるでしょう。

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